31.食事で見抜く相手の心理


 食べない日は無いぐらい人間の本能的行為、食事。
人間観察では、飲食でその人の人間性を見ることが出来ます。
 
 例えば、好きな人と、嫌いな人。1人づつ思い浮かべてください。
その人と一緒に食事をしたいですか?
 
 一般的な回答は、好きな人とは食事をしたいが、嫌いな人とは食事したくない。
当然、好意的な人、苦手な人もそれぞれに含まれます。
すると、相手を食事に誘ったときに自分に対する心理を読むことが出来ます。
 
 やんわり断るようであれば、あまり好意的に思われていないかもしれません。
逆に好意的に思われていれば、都合が悪くて断った場合でも違う提案をされるでしょう。
別な日時など具体的であれば好意的と見ていいでしょう。
逆に「また今度〜」ですとか、曖昧な場合には好意度は低いでしょう。
 
 もちろん、相手が一枚上手でさらにこちらを伺って、一度断るということで
こちらの様子伺いをすることもありますが、これは相手がそういう探りをする
方かを見定めたほうがいいでしょう。
 
 
 実際に一緒に食事をしている時の素振り。
席について、箸やナイフ・フォークなどを取って渡してくれる。
ペーパーナプキン、調味料を取ってくれる。
といった自分に対して、なにかをしてくれる行動は好意的と見ていいでしょう。
 
 逆に、食事に専念している。
会話に積極的に参加しない。
こちらに合わせない(先に食べ終わって他に関心が行っている)
などは、義務的に食事を一緒に取ったというスタイルとみていいでしょう。
 
 以上のことを踏まえると、
食事に誘ったときに、曖昧な返事をされた→こちらには興味が無い
食事に同席しても、なにか事務的だ→こちらに興味が無い
ファミレスで自分の飲み物を持ってきてくれた→好意アリ
飲食店のセルフサービスで箸や水を持ってきてくれた→好意アリ
 
 という可能性が高くなります。
注意すべき点は、気配り屋さんと無口・感情表現に乏しい・苦手な人です。
気配り屋さんは、好意的と受け止められる行動を素でやってしまうので
基本的には誰からも好かれ、八方美人であることもあります。
こういう人は、本心を読みにくいかもしれません。
無口・感情表現に乏しい・苦手な人は、常時「非積極的」という側面から
言動の全てが「好意ナシ、興味なし」に判定されやすいことです。
どちらも、本心を読みにくいので注意が必要です。
但し、どちらもある程度の親しさが上がると、心を開いて素を見せたり
いつもと違ったリアクションで本心を読み取れる機会があるでしょう。
 
 それよりも何よりも。
逆に食事に誘われたら。
これはもう、「あなたに強い興味がありますよ」と読んでいいでしょう。
同様に「(食事・お茶に)ご一緒していいですか?」と言う場合も
同じように見ていいでしょう。
 
 例えば、親しくなりたい人をお茶や食事に誘う。
まあ、人によっては奢りに期待とか、なんらかの下心に対しての同意もある…
かもしれませんが、大抵それでもどう思われているかという点においては
見抜くことが出来ると思います。
文中に事例は出しませんでしたが、楽しそうに食事をしているか。
表情からもその人の本音を見抜きやすいものです。
 
 それ以外では会話。
別コミュニケーション能力が低い人を除けば、会話の内容や口調からもおおよそ
判断することが出来るでしょう。
最もコミュニケーションの部分に関して言うのであれば、日常的なコミュニケーション
においても解りやすい材料といえます。
メールを打ってもなかなか返事が無い。
メッセンジャーで話し掛けても反応が無い・すぐ会話が終わる
電話をかけても出ないことが多い
という負の要素が多い場合には、こちらに関心は薄いかもしれません。
(但し、電話不精、メール不精の可能性もあります)
もっとも不精は不精で、そうした覚悟を要求される上での付き合いが必要かも
しれませんので、不精だけどこちらに関心があるような人の場合には、気の短い方は
癇癪を起こしたり、友達づきあいを切るということもあるかもしれません。
 
 ところで、お茶や食事に誘われた相手が自分にとって大事な人物である場合。
多くの場合は、好意的に返事をしていはずですが、逆にこちらから誘うという
方法で、もっと親しくなれます。
こうすることで、誘いの双方向性を強化しお互いに相手に対して意思表示を
繰り返すことで、親しさを強くするということが出来るのです。
 
もっとも逆に使えば、どちらかの一方通行でしかなければ自然とその人間関係は
薄れていくものなのです。これは人間関係でも、恋愛関係でも同じと言えます。
 
 最近では、ソーシャルネーットワークサイトのmixiなどといった
閉鎖招待性サイトの登場で、人間関係が視覚化され自分と親しい人物が視覚的に
見えるという新しいコミュニケーションのあり方を要求されるシーンもあります。
特に、mixiなどの場合は日記や足跡、最終アクセス時間などから行動を
見ることが出来るだけでなく、自分に対する日記へのレスの内容、頻度から
自分に対する側面も見えるという楽しさを持ち合わせています。
(もっとも自動巡回プログラムなどもあるので最終アクセスはアテになりませんが)
こうしたサイトを対人コミュニケーションツールとして役立てることで
コミュニケーションスキルを上げるということも今日では重要のようです。
 
 
 
 柊木彩弥デス・・・
 前回の更新から丸一ヶ月以上空いてしまいました…ゴメンナサイ(土下座
春になって、周囲の人間関係に入れ替わりが発生すると、興味対象の人物が
出てきたりする刺激的な日常の方も多いことでしょう。
食事とは人間の本能的な行為の一つなので、心許せる(心を開ける)ような人と
しか一緒に出来ないものと思います。
そうした行為において、同席を許されるかというのが今回のテーマでした。
 
執筆作業などをしていると通常ベースでは問題ないのですが、いざプリント
するという段階になると、レーザープリンタは壊れている、PCも1台故障中。
その上、モニタも最近壊れかけてて画面が時折滲んで文字が読めない。
とまあ、あちこちガタが来ているようです。
高給取りであれば、すぐにでも買い換えて作業環境を効率のいいものにするのですが
いかんせん薄給で作業環境の改善に投資できないのが現状です。
デルあたりのXPS MobileとかM1710とか、エプソンのオフィリオとか
リコーのR4デジカメとか超欲しいんですが、無理っぽいです。
(誰か、貢いで下s(ry
 
 とまあ、そんな冗談は置いといて、今年は気になる映画がいくつかありますね。
LIMIT OF LOVE 海猿ハチミツとクローバー
どちらも私が大好きな作品です。
これで、一緒に観に行ける相手がいたら言うこと無いのにw