22.別れの恋愛理論

 好きな人と別れるのはとても辛いことですね。
大好きであればあるほど、そう簡単に別れられない…それこそが好きであること。
そう私は考えます。
 
 好きだからこそ、大喧嘩や不条理をも受け入れたり耐え忍ぶことも出来たり
時には、自分を犠牲にすることも厭わない…なんてこともあるはず。
 
 それでも縁無く別れてしまうこともあります。
そんな別れで相手の気持ちを知ることが出来たりします。
 
 そう。
日頃から些細な喧嘩レベルで別れを持ち出すような人…
別れのときに、沢山の言い訳を並べ立てるような人…
こんな人は、あなたのことを好きではないのかもしれません。
とっとと別れて、もっとあなたを大事にしてくれる人をみつけた方がいいかも。
 
お付き合いしてて相手の言動に注意を払ってると意外にも
相手の言動が滲み出て、相手の考えが読み取れます。
せめて、自分だけは傷つかないようにありたいものですね。
 
 
 
 柊木彩弥です。
恋愛の始まりには必ず別れが付き纏います。
それが別れであったり、結婚後の死別であったり、色々ですが残念ながら
永続的なものではありませんし、永遠なんてものはありません。
どんなことをしても付き合い始めのモチベーションは絶対的に下がりますし
そのモチベーション対策が出来ずに周期的に別れを繰り返す人も少なくありません。
そこから抜け出すために、強引に結婚を決めてしまう人もいたりしますが
結婚を恋愛の延長でしか見れていないので、同じように離婚に踏み切ってしまう
別れのリピーターさんもいるほど。
 
 もっとも、結婚後になあなあになる堕落型もいるのでそれはそれで要注意。
堕落型は後に浮気型になりますから。
 
 いやいや。そーゆー人種は自分に近づけたくないですね。
どんなに、容姿端麗であったとしても。

21.吊り橋理論を攻略する

 心理学を少しでもかじったことが有る人や関心ある人なら一度は聞いたことのある
「吊り橋理論」
知らない人のために解説しておくと、吊り橋を渡ると緊張感からドキドキして
その場にいる異性に対してドキドキと錯覚するという現象のことだ。
 
 恋愛とは楽しいもので、好きな人と一緒にいるドキドキ感が実は脳内麻薬による
快楽行為だったりするのが、実はドーパミンの分泌によるもの。
なんてことはなく、お酒やタバコ好きな人が摂取したりジェットコースターに
乗ったときと同じ効果なのです。
 
 なんて言ってしまうとロマンチックも運命も無いのですが、これさえ知ってれば
彼氏彼女と楽しく過ごすための一助になるかもしれません。
 
 ところで、このドキドキ。どこで体験するかというのは二人の非日常であれば
なんだっていいのです。日帰り旅行だったり、お花見だったり、海水浴だったり
縁日や花火大会だったり。(二人以上だと意味がありませんがw)
そうすることで、ドキドキの共有から、より親密になれたりします。
 
 もっとも、社会人には随分とこれに苦労するんですけどね。
 
 
 そうそう。 この吊り橋理論には、最強技があるそうです。
それは「叱り飛ばす」こと。
相手にある程度の信頼があって初めて有効な上に、失敗すると逆効果という
まさに諸刃の剣。
 まあ、最近の若いお嬢さんや男は、怒られたことがありませんとか平気で
言うツワモノも多いので、多用はできませんね。
こちらが真剣に叱って解ってもらおうとしても逆効果ですw
 
 そんなわけで、吊り橋理論。
今日すぐ使える情報…かもしれませんね。(明日じゃないのかよ!)
 
 
 柊木彩弥です。
 吊り橋理論は1974年カナダの心理学者ダットンとアロンズが協同で行った実験で
カナダ・バンクーバーの「カピラノ峡谷吊橋」で18歳から35歳までの独身男性を
対象に行われました。
まず、男性に深い渓谷にかかった揺れる吊り橋を渡ってもらい
橋の中央にいる女性が突然「アンケートです」と話しかける。
アンケート後、女性は「協力してくれてありがとう」と電話番号入りの名刺を渡す。
さらに、同じ実験を揺れない橋の上でも行って実験終了とした。
後日、揺れない橋よりもグラグラ揺れる吊り橋で出会った女性に電話してきた男性が
圧倒的に多く、中には口説き始める人もいたという。
つまり、揺れる吊り橋によって引き起こされたドキドキ状態が、男性の恋心を
掻き立てる効果があると実証されたものです。
 
 何もこれは男性に限らず女性でも立場を入れ替えれば同じことが言えるそうです。
 
つまり好意を持たせるために、ドキドキさせた状態で優しくする。
そう、これはSMにも通じたり、日本語では「飴と鞭」に通じるのです。
そんな私は恥ずかしながら、これであっさりと口説き落とされたという
恥ずかしい人生の汚点ががががが…。
悪用するのも、二人の幸せに利用するもあなた次第ってワケですね。
 
 出来ることなら幸せの一助として利用したいものですね。ええ。

20.彼氏の誠意とはなんぞや

 彼氏に求められる誠意とはなんでしょう。
 
お付き合いをしていれば、ほぼ避けては通れない肉体関係。
まあ、中には無いこともあるけれど、大抵は「ある」よね。
 
岡山県開業医上村茂仁さんによれば、
「中絶費用を彼氏が出してくれないから、自分で払って、それでもその彼氏と
付き合い続けている子。二股を掛けられていることを知っていながらも
付き合っている子。彼にいわれて、援助交際をしているのだけど、それでも
彼が好きでたまらない子。その子いわく。「先生。彼、優しいですよ。仕事場まで
送り迎えしてくれるから」。それって優しいの?」
と嘆いております。
 
 コラムでは、これら女の子の「寂しい病」による解決策としてのセックスが
いわゆる「自分のからだでしか彼氏を繋ぎとめられない」という見方をしている
のですが、これを自覚できている女の子なんて、本当に少ない気がします。
 なぜならば。
例え理解できても、「寂しさ」は好きな人に対して盲目的になりやすく
自分を唯一理解してくれる相手から、性交渉を求められたら断る理由が無いのです。
 
 これを逆手に取ったナンパは存在します。当然、食い物にされる女の子が後を
絶たず時には風俗産業や売春組織といった社会の裏に落ちていく女の子もいるのです。
 
 ちょっと考えれば、性交渉が子供を作る行為なんてのは、すぐに解ります。
小学校レベルでそうした教育がありますし、最低限の知識として知ってるでしょう。
そうした命を作る行為に、誠意や愛情というものは表れます。
好きな人とセックスをする。ごくごく普通のことではありますが、その普通の行為に
彼氏が女の子の身体や将来を思ったり考えてくれるのならば、「避妊」ということは
「当然」であり「必然」なのです。
それすらもなく、本能のままにセックスをして妊娠しました。となってからはじめて
将来を考える、中絶を考えるような彼氏が本当に誠意や愛情というものを持ち合わせて
いるのかと言えば「ハァ?なに考えてるの?そんな彼氏、愛情も誠意も無いじゃん?」
としか言えません。
 
 でも実際にいるんです。そんな彼氏。
そもそも出来ちゃった婚が、その名の通り出来てから結婚に踏み切ったモノですが
これならきっかけになったのでいいですけど、その反面、中絶をして別れることも
少なくは無いはずです。
この場合の男は大抵、逃げますし、自分の彼女であっても「他人事」なのです。
自分の彼女だから彼女の身体を大切に思う。だから避妊しますって意識してる彼氏。
現代においては、こんな世の中だからこそレアなのかもしれません。
 
 付き合ってても避妊無しでのセックスが当たり前。
結婚してるから無計画に避妊しないのが当たり前。
「子供?そんなの出来たら堕ろせばいいじゃん?別にオレの腹が痛むわけじゃないし
 金が必要なら中絶費用ぐらいだしてやるから行って来いよ」
割とこんな男、いくらでも転がってます。まだ中絶費用出してくれるだけマシな方で
なかにはばっくれたり、そのまま別れると言い出す男もいますよね。
 
まあ、一番は結婚してて子供を堕ろす場合でしょうか。
夫婦共に考えが無さ過ぎな上に子供が一番迷惑ですね。
親の身勝手な理由で殺される訳ですから。
 
 そんな訳で今回のテーマ。「彼氏の誠意」でした。
まあ、世の中にはそんな誠意よりも「外見や学歴が大事よね。」
って言い切るツワモノもいますから、人それぞれなんですけれどね。
(安く見られる誠意だなーと思いますが、それはそれ。)
 
 
柊木彩弥です。
 誠意や愛情はコンビニやスーパーでお金を出しても買えないものなので
見極められる審美眼というのも要求されるわけですが、価値が解るレベルに
ならないとありがたみがサッパリと解らないという気難しいものでもあったりします。
 
 最近は、男女ともに誠意のない話が多くて、なんでだろう?
って思ったら夏の恋の終わりのシーズンなのだと気付きました。
夏頃から始まる恋は、長続きしないって知ってましたか?
日中日照時間が長くなって活動的になり始めると人は恋愛にも活発になります。
動物的本能から恋愛(セックス)が含まれるのですが、日照時間が短くなると
トーンダウンや鬱になりやすくなったりします。これが動物的メカニズム。
つまり、本能に左右された恋愛の終わりなのです。もっとも理由付けとして
「遊びだった」とか色々あるでしょうけれど。
で、自分や相手を納得させるために色々と理由を長々と並べ立ててみたり。
長ければ長いほど、言う側の自信の無さを露呈するわけなのですが。
逆に別れる理由が一言で終わる場合は、自信を持った理由付けがある場合が多いです。
そんなところからも「誠意」や「愛情」を見出すことも出来るのですが、
その話はまた別の機会に。
 
 そうそう。
最近、なぜか周囲の人がやたらと優しくなりました。
小心者なのでついつい勘繰ってしまったり警戒してみたり。
もしかすると警戒し過ぎて色んなチャンスを逃しているのかもしれません。
まあ、その時にはその時で縁が無かったってことで。

19.女の子のネットワークは過信禁物

 久々の更新です。大変お待たせしました。
せっかくの連休なので、ぽちぽち書けたらいいな!と頑張ります。
あ、ファンレターやら感想やらいっぱいありがとうございましたw
お陰で恥ずかしいやら照れるやら、色々でした。
これからも、つまんないこと勝手に語りますのでよろしくです。
 
では本題。
 
 
 女の子というのは、同性によるコミュニティに生きる生き物です。
しかもその依存度は非常に高く幼少期の段階で既に形成されるものと言われています。
まず、小学校の段階で女の子によるグループ化が形成されますよね。
人数規模は、だいたい3〜6人前後。中心人物を筆頭に○○ちゃん派みたいなのが
出来上がります。男子にもグループ化傾向はありますが、女の子ほど顕著ではありません。
 
この女の子のグループコミュニティは高校ぐらいまで続き
大学や社会人になると、場所ごとのコミュニティに変遷していきます。
職場だったりクラス単位だったり、地域(地元など)単位だったり。
 
で、実際女の子のコミュニティはどうなのか?というと、そのコミュニティ内には
非常に情報と思考の共有が行われていたりします。
例えば、何かに対する事案で話をすると協調思考が働く。とか。
例を挙げると
「○○ってさ〜▲▲だと思わない〜?」
「そうそう、そうだよね〜」
「うん、思う思う〜」
かなりの確率で同意や協調傾向があるようです。感情論も同じ傾向があり
ポジティブであればポジティブ進行、ネガティブであればネガティブ進行に
コミュニティ全体がそうなる傾向があるようです。
 
例えばネガティブ進行の場合
「こないだ、彼氏が○○で入院しちゃってね〜」
「あー、それ辛いんだよね〜、私も昔それで入院したことあって〜」
と、続いたりします。
 
これが男子だとどうなるかと言うと
1テーマに対して延々と語られるだけでなく、対応や改善、を経て結果を出そう
という傾向が強いです。
例えば同じテーマで進んだ場合
「そういえば、あの病気には○○って薬がすごい効いて■■するといいらしいよ」
「うちのじーさんが入院した時は、東京の★★病院にすごい医者がいてそこに転院したよ」
とどうすればいいのかと結論付けたりします。
が、女の子のコミュニティ内ではなかなか結論にたどり着かず、
結局、問題や話題が露呈しただけで解決や結論に至らない傾向が強いです。
 
 なので、ネガティブな話題で結論が欲しい時にはコミュニティと相手を
よく選ぶ必要があると言えます。特に恋愛話はねw
 
もっとも、女の子のコミュニティは対人情報の宝庫。
対人チェックが厳しい女の子が何人か集まっただけで、
「あの人ってどう?」という問いにはすぐ答えが出るという強いメリットも。
なので、男子諸君は気が抜けない、手を抜けないということもあるかも。
 
 
柊木彩弥です。
うーん。なんだか本調子に書けてない!
ちょっとお休みが長すぎましたね。
 
女の子のコミュニティは、非常に長短のハッキリしたもので、短所にさえ
気付いていれば非常に女の子としては有用です。
でも過信し過ぎるとネガティブな相談を投下して油を注いで余計に悪化させるという
諸刃の剣的一面も持っているので注意が必要ですね。
 
もっとも、決断が鈍ったときの後押しとしてなら有効ですがw

閑話休題…その2

 夏コミも直前になりまして、今年は色々あったので精神的に非常に苦しくて
なかなか思うように捗らなくて苦労したのですが、なんとか無事に準備も済ませ
あとは迎え撃つばかりという設営日前日でございます♪
 
 さて、今回は前回の「閑話休題 私の場合」の続きです。
 
 失恋から、2ヶ月経過してすっかり立ち直って一人の日常を取り戻してるわけ
なのですが、色々心の整理はしなくてはいけないとか、心の後始末が不完全で
時々、イヤーな気分になってしまうことはあったりします。
 
 そもそも今回の失恋は、相手のビョーキが発動したのが原因なので仕方無い
とゆー結論に落ち着いてるのですが、普通であればこの状況を受け入れるのに
ずいぶんと苦労するんではないかと思うのです。
 
 今回の分析をすれば、私とお付き合いをする以前にお相手の方は
結婚を取りやめ別れてから、私とお付き合いをしているのですが、この状況こそ
先の「Safty Love」であり、次の恋の保障がされてる状態で別れてるわけです。
で、間違いなく今回も同じことをやってるので、これが氏のパターンと言えます。
 
 別段ここまでならなんの問題も無いでしょう。
氏の相手が次々と変わって犠牲者は増えますがw
 
 で、問題は当の本人である氏。
氏は自らの同人の著である恋愛理論において、自分に言い寄る順番待ちについて
言及しています。普通に見れば、モテまくりな図でしか無いのですが、実はこれ
人としては重大な欠点でもあります。
言い寄られる順番待ちが存在するということは、一人で自分に向き合えない環境
を意味します。つまりは、よほど自ら恋愛感情を捨てて恋人不存在の状況を形成し
一人で自分と向き合うことが出来なければ、言い寄られた優しい言葉に甘えてる
だけという努力の無い恋愛なわけです。
解りやすく言えば「自分が同意すれば始まるお手軽な恋愛」ということ。
苦労して始まらない恋愛なので、そこに有り難味はありません。
この傾向は外見に恵まれた人ほどその傾向にハマり、自らも「自分はモテる」
という自覚があるので、脱却することは非常に難しいでしょう。
 
 「自分自身から本当に人を好きになったことが無い」とは
氏の母親の言葉ですが、常に言い寄られ同意から始まる恋愛を繰り返していれば
そりゃあ、本当に人を好きになる機会なんてものは、無いかもしれませんね。
 
 私に出来ることと言えば獅子の子の崖落しのごとく這い上がりに期待するだけ。
それ以上は、本人のクエストでしかないわけですから。
もっともここで同人作家的には、クエストに失敗とか、
エストをクリアした氏が私の目の前に立ちはだかりリベンジを要求するとか、
エストの内容が自分探しになってしまって自転車で稚内までGO!とか、
そもそもクエストに気付かずマリみて由乃ちゃんのごとくいけいけGOGO!
とか楽しい脳内展開はあるわけですが。ま、私の知るところではありませんので。
 
 そんなわけで、振った氏の10手先、20手先が見えたらそれもまた楽しそうな
人生だなーと思えてきたのですが、これまた既に他人事なのでw
 
 そんなわけで、今回の締めはちょっと病院の診察風にしてみましょう。
 
私を振った氏 
病名:言い寄られ恋愛症候群
内容:いつも言い寄られて恋人を乗り換えているので心底相手を好きになりにくい。
今後の予測:最低あと1〜2年は遠回りをするか、病状が悪化して意地で結婚かも。
対処方法:機会があったら恋人を作らずに半年過ごして異性との付き合いを減らし
    自分が本当に好きになった人を苦労して手に入れるぐらいの恋愛をしましょう。
注意点:今手に入る幸せを望むか、苦労して真のしあわせを見つけ出すかの二択
 

病名:自己犠牲忠誠恋愛症候群
内容:自らのしあわせよりも相手のしあわせを最優先し、忠誠に尽くす一方
   相手を甘やかしてしまうので、結果的に息切れしたり、相手から今以上の
   要求を受けやすい。
今後の予測:自覚があるので、古傷と今回のダメージをあわせて当分は周囲に
   恋愛対象を寄せ付けない反面、フリーなので隠れファンの監視対象となる。
対処方法:飴と鞭のスキル習得、必要以上に対象者に接近せず距離の置き方スキル習得。
注意点:熱を上げたら負け。自分がしあわせを得られることにウェイトを置いて
    尚且つ、相手に対する愛情はセーブするぐらいが丁度いい。
    例)私の愛情=ダムの放水
    セーブした愛情の具体例)トイレで流す水(必要に応じてざっぱーんと
 
 とまあ、そんなわけで人生色々でございます。
人生、開けて見たい箱はいっぱいあるけれど全部見るには人生という時間は短すぎ。
それならばせめてその人生、濃密な時間を過ごしたいものですね。
 
 それでは皆様、夏のコミックマーケットで楽しい時間を♪
そして、シングルの人は新たな出会いを。
カップルな人は楽しい思い出が出来ますように。
 
え、私?
いやー、新刊が無事発行出来てて、いっぱい売れてくれたらそれ以上のしあわせは
望みません、はいw
あ、終わったら温泉で茹であがりたいってぐらいのしあわせなら望んでもいい?w

18.Safty Love & Safty Girl

 女の子の恋愛パターンで「彼氏が途切れない」というのがあります。
割とパターンとしては、ありがちでB’zの歌にもあるほどです。
 
 今の恋がだめなら次の恋へという過程において、次の彼氏を確保してから
今の彼氏を切り捨てて新しい彼氏に乗り換えるというもの。
要するに「次の恋が保障されてる」という状態。
 
 あまりいい方法ではないのですが、延々と繰り返してしまうのは問題です。
世間一般には「渡り鳥」とか「Safty Love」とか言いますが、この弊害は
 女の子としては寂しい思いをしなくて済む反面、自分の評判を確実に落とします。
1回だけならともかく、何度か繰り返したら確実です。
会社勤めの女の子であれば、最悪その会社にはいられなくなります。
  
 周囲の友人も「またか」と思うので親身に相談に乗ってもらえなくなります。
例えば、彼氏とケンカして行き詰まったりして相談をしても、親身に考えず
「また次を探せば」と安易に言われることでしょう。
新しい恋をスタートさせるということは、本来そんなにカンタンなものでは
ないはずです。安易にカンタンに始まった恋ほど脆いものはありません。
だからこそ、割とカンタンに次の恋へ行くことも躊躇いが無かったりします。
 
 もっとも、一番傷つくのは男のほうですが、原因に気付いた男なら
二度目は同じ手は通じません。同じ境遇になったら激しく警戒されるでしょう。
一方、女の子はと言えば、これをやってしまうには理由があります。
ズバリ…「一人でいることに耐えられない寂しがりや」が殆どです。
結果として恋愛に鈍感になり、故に、転々としてしまうでしょう。
そして、転がり続ける女の子の行く末に、本当の幸せは無いでしょう。
なぜかって?
 だって恋愛に鈍感な女の子が、しあわせの価値を解るはずがないからです。
このパターンには、もうひとつのパターンがあります。
「自分から振って次の恋に行く」ので振られる挫折を知りません。
振られるという痛みを知らないからこそ、振ることに抵抗がないのです。
 
 問題解決には、自分の欠点を受け入れること。これ以外にありません。
また、下手に指摘すればむきになって、意地で結婚しようとするでしょう。
もっとも結婚したからといって、しあわせが保障されるわけではないのですが
そんなことは当人には理解不能なのです。

はい、そこのお嬢さん? あなたは大丈夫ですか?
そこの彼氏? あなたの彼女さん、大丈夫ですか?
次に傷ついて振られるのは、あなたかもしれませんよ?
 
 
柊木彩弥です☆
 やっと原稿が終わりまして、久々の更新になりました。
B’zの随分と古い曲「Safty Love」から今回のコラムをお届けしました。
割と「私振られたことなんてないわ」って女の子、多いのです。
でもそれは、自分の経験の浅さを露呈してるだけで自慢気に語るほど
恥を晒してるだけでもあります。。
 
 ファッション感覚で服を着替えるように男を変えていく女の子が多い
と思うのですが、なんだか勿体無いような気がするのです。
まあ、そんな女の子に出来た男は勿体無いとも言えるわけです。
 
 人の価値は見る者によって様々な尺度で量られますが、
外見だけでなく、是非とも内面からにじみ出るような価値を身に付けて
頂きたいものです。
 
もちろん私モナー

17.パートナーはバディに例えられるか

 ダイビングのパートナーのことをバディと呼びます。
ダイビングはペアが基本で、バディはお互いに生命を預ける相手でもあります。
 
 恋人や結婚相手に求められる本質も、バディなのではと思います。
自分の生命を相手に預けられるか。相手の生命を預かれるか。
こういうことだと思うのです。
 
 でも、もしも相手の力無さを感じたり、相手の力量を自分でカバーできないと
思い知らされたとき。その関係は崩れてしまうのではないでしょうか。
お付き合いをする上でパワーバランスというのは非常に重要な要素だと思います。
 
 パワーバランスの誤差をカバーする許容範囲というものも試されます。
相手の浮き沈みをカバー出来る力量そのものが、懐の深さと言われたり。
 
 
 ケース1)好きな人との価値観の差に絶望する。
相手の価値観の上限、下限に関係なくお互いにその許容範囲の差を
埋める努力が無ければ、続くことは無いでしょう。
 
 ケース2)好きな相手が自分よりもレベルが低い
自分のレベルを落としても相手の目線に降りるて一緒に相手のペースを守って
本来のレベルに引き上げられる力量が自分にあるか否か。
又は、最初からその努力もなく放任して気付かせた上で上がるのを待つか。
 
 ケース3)病床に伏した相手を守れるか
極論です。無力になった相手を自らの能力で死守できるか。
ありがちなパターンとしては、病弱な相手を見かねて離婚なんてパターンですね。
まあ、多くの場合は更に親族闘争やストーカー問題とか絡んで余計にややこしい
ことになったりすることもありますね。
 
 付き合い始めの半年ぐらいは盛り上がってるので楽しく過ごせます。
問題はその後の半年〜2年ぐらいの時期。相手の力量や自分の力量を見据えての
パワーバランスが見えてくる頃。
そこで勢いではなく、本当の気持ちを相手とのパワーバランスに照らし合わせた時
何かを見出せたらと思います。
 
 勢いや惰性の付き合いの延長での結婚よりも、ベストマッチングではなくとも
お互いの懐の深さやパワーバランスの取れたカップリングのほうが「ベスト」
ではないか。そう考えます。
 
 大人の恋愛や結婚って難しいものですね。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 柊木彩弥です。
 夏コミの原稿でいっぱいいっぱいなのですが、海猿を見ててバディとは…
との勢いで今回を綴ってみました。
私も6月に失恋をしてたくさんのことを考えました。
自分の無力さを思い知らされ、目の前にあった大きな目標とそれまでの
努力を全否定されたかのように真っ暗になりました。
 
 まあなんてことはなく分析したら、こうしたパワーバランスのミスマッチや
相手とのレベル差。ジャンルごとによっては相手が上、こちらが上はあります。
そうしたパワーバランスの差というものに気付けなかったのは失敗だと思いますね。
もっとも気付いたところで、方向修正はもっと難しいのですが。
 そうした経験を次の縁に活かせるかという学習効果は重要です。
 
 そう。恋愛する以上は…「みんなで幸せになろうよ」ってことなのです。
 
さ、夏コミ目前。みなさまにもいい恋や出会いに恵まれますように☆
私も、いい新刊に出会えますように☆(含む自分の新刊